美をクリエイトする美人達~ビジネスの世界で活躍するビューティー・クリエイターたちのお仕事紹介~

ビジネスの世界で活躍している美人にスポットをあて、お仕事内容やビジネスポリシー、そしてちょっと覗いてみたい美人達のプライベートライフなど、お手本にしたい美の暮らしをレポートしました!
第2回目はフォトグラファーの本保慶さんです。

フォトグラファー 本保慶さん

武蔵野美術大学で空間演出とファッションを学び、数年間にわたりアメリカの大地を撮り続ける。英国のSt.Martinsで写真を学ぶ。現在はフリーランスで活動する傍ら、「女の形」をテーマに数多くの妊婦を撮り続けている。「カメラを持ったのは8年ほど前、フォトグラファーとして確実な使命を感じたのは3年前位からですね。今まで、やりたいことを色々と活動してきた中で、やっと使命を見つけたように思います」

 

忘れてしまいがちな「美しい出来事」を多くの人に伝えたい

カメラマンになったきっかけは?

20代の頃、ダンスやパフォーマンスなど自分の体を使った表現に興味を持ち、ある作家のモデルを始めました。そこで「カメラ」に出会ったのです。撮る、撮られるの関係は、精神的なものが大きい。レンズ越し、ファインダー越しに目と目で心を通わせることが「写真」であるということを、自分が撮られる側になって、初めて実感しました。
もともと絵を描くことや空間演出、ダンスやパフォーマンスなど、自分で何かを表現することを続けていて、自分の想いを人に伝えたい、日々の生活の中で、忘れてしまいがちな美しい出来事をビジュアル化して多くの人に伝えたい、と強く感じました。カメラと出会い、まるで何かに突き動かされるように、自分とカメラの相性を確かめていたのが、作家活動をし始めた6年ほど前のことです。

妊婦さんを撮るようになったきっかけは?

ドキュメンタリーで「女性のかたち」をテーマに撮っていた頃、その当時妊娠中であったマリサさん(写真手前)と友人を通して知り合いました。出会ってすぐに意気投合。写真集を作れるくらいの撮影を重ねたのは彼女が最初でした。写真集として彼女の写真をまとめ、出産祝いとしてプレゼントしたら、とても喜んでくれたのです。その瞬間、まだ見つけていなかった「使命」を掴んだような気がしました。
「こんなに素晴らしい心のやりとりができるのであれば、それは素敵なことに違いない!」と自分を信じましたね、そしてこのテンションのまま撮り続けたいと、それ以来、妊婦さんを撮り続けています。

妊婦さんを撮り続けている理由は?

彼女たちの内面から湧き出るパワーに惹かれて妊婦さんを撮っています。私自身、まだ妊娠の経験はありませんが、出産とは人生のターニングポイントであり、人生最大のクリエイションです。女とは? 人生とは何か? 新しい生命のオーラと、母となる女性の「気」が一緒になって、彼女達の中にすべて集まってくるのが、レンズを通して見えたのです。基本的に妊娠中、女性はディフェンス(守り)に入ります。その時期、人は最も強くなりパワーを身につけます。妊娠中は体型が気になる、ホルモンバランスが崩れる…など、不安もたくさんあると思いますが、心がエクスペクテーション(期待)でいっぱいになっていて、とにかく前向き。新しい生命を宿した女性は強く美しい。その姿を撮れることは本当に幸せなことだと感じています。

 

世界中の妊婦さんからも「撮られたい」と思われるようなフォトグラファーに

本保さんに撮影してもらうには、どうすれば良いですか?

まだ完全にビジネスにはしていないので、今のところ、申し込み方法は決まっていません。けれども、大半の方は直接私に連絡していただいています。(info@s-d-m.jp)
自分が探っている作品作りの最中であることと、自分が出来ることをすべて提供したいという気持ちがあり、妊婦さんご本人と直接話しをして、気に入ってもらえれば撮影に協力して頂いています。今は、妊娠している方のご主人やお友達が私を訪ねてくるケースも多いです。
世界中にいる妊婦さんから「撮られたい」と思われて、集まっていただけるような、フォトグラファーでありたいと思っています。

撮影人数は1ヶ月に何人くらいですか?

基本的に1ヶ月に1人です。出産時期が重ならないよう、何回かに分けて撮影をセッティングしています。また、妊婦さんは臨月がもっとも美しいので、臨月に合わせてスケジュールを組んでいますね
ミーティング、ディスカッション、撮影を含めて7回位ご本人にお会いします。撮影は1回でパパっと終わらせるのではなく、ゆったりお茶を飲みながら、リラックスして撮っていきます。心と心のやりとりですからじっくり時間をかけて作品をつくる、それが私のビジネススタイルです。

写真集を作ってもらった場合、そのお値段は?

サービス化を進めている最中なので、具体的な価格表はありません
例えば10万円で写真集作って欲しいという希望であれば、その予算内で私ができること、仕上がりイメージなどをお伝えします。いわゆる企画書のようなものですね。お金は惜しまないから海外の砂漠で撮って欲しい、という夢があれば、それを実現させることも可能です。私の提案した企画書をもとに本人と話し合い、予算内でより完成度の高い写真集が出来上がるよう、具体的に内容を詰めていきます。

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  • 2006/11/08 掲載NEW